MacBookの日本語キーボード

某ブログで,MacBookのキーボードがWindows用にはイマイチという話が出ていたが,そこでControlキーがAの横にあるとか,Windowsキーや漢字キーとかが少ないのでダメという指摘があって,「えっ?」と思ってしまった.Contorlキーなんかリマップしちゃえばいい(私はいつもAの横にリマップしている)と言ったが,キーをリマップすることにも非常に抵抗感があるらしい.それに,いつもWindows用のPCは英語キーボードの私には,そんなキーなんかそもそもないんですけど…ノートPCもWindowsキーがないThinkpadだし.

昔の世代はコマンドラインインタフェースが多かったのと,Emacsなどのエディタなどでキーコンビネーションで入力するのに慣れていることもあって,入力効率を上げるために,できる限りホームポジションから手を動かさなくてもよいようにすることを心がけた.それゆえに,配置がコンパクトで,ノートPCでも十分な大きさのキーを取れる英語キーボードを好むし,配置などをカスタマイズすることも多い.日本語キーボードを使うにしても,リマップして使いやすくするのが前提である.キーを抜いて入れ替えるツールなんかも,結構持っている人が多かった.

しかし,今の世代はマウスを使うために手の移動量が増えてしまって,そこまで効率化する利点が少なくなっているのかもしれないし,逆にメニューや目の前のキーとして具体的に目に見える形で対象が存在するインタフェースを好むのかもしれない.その点では,「英語キーボードじゃないと使えません」と言って,Happy Hacking Keyboardを持って入社してきた新人H氏は非常に貴重な存在だろう.

…というわけで,世代格差を痛切に感じた議論であった.ところで,漢字キーや変換・無変換キーの使い方が未だによく分からないで,時たま変な状態になって困惑してしまうダメな人間って私だけ?(苦笑)