卵酒

なかなか治らない風邪を逆にエンジョイしようと思って,卵酒を作ってみた.卵酒には,卵の白身に含まれているリゾチームの殺菌作用と,日本酒の体を温めながら熟睡できる作用があるらしい.二日連続で竹鶴の雄町純米にごりの熱燗を飲んだら,朝まで熟睡できたところを見ると,少なくとも後者の効果はありそうだ.

http://kodawari.lin.go.jp/ryori/atama/ek010.htm

調べると,作り方はいろいろあるらしい.たとえば,酒のアルコール分を飛ばすか,砂糖や生姜の絞り汁を入れるかということもあるが,一番重要なのは,酒に卵を入れるのか,卵に酒を入れるか,それとも両方混ぜておくかという,まさにミルクティーみたいな違いのようだ.たとえば,以下では3種類の方法を試しているが,どうも卵に酒を入れるのが一番よさそうである.

http://portal.nifty.com/koneta06/01/30/01/

で,実際に作ってみた.

  1. 日本酒(今回は綿屋の特別純米)一合を熱めに燗する.
  2. 卵一個と砂糖(今回は小匙2杯)をよく混ぜる.
  3. 卵液をゆっくりかき混ぜながら日本酒を少しづつ注ぐ.

これで,きれいなオレンジ色のとろりとした液体が出来上がる.かき卵のように凝固成分が出てしまってはいけないらしい.ただ,熱燗にしてもできあがり時には冷えてしまうので,最初の記事のようにもう一回燗した方がよさそうだ.ぜひこれで忙しい来週までには治って欲しいものである.