O川氏宅

先週一息ついたのでO川氏に「飲もう!」と連絡したら,一口で言えば「金はないが,酒は沢山ある」というような,いかにも日本酒好きの大学生らしい返事が帰ってきたので,酒とつまみ(刺身と唐揚げ)をぶらさげて彼の自宅に遊びに行くことに.彼も,飲みながら就職のエントリーシートを書いたり,夜中に友達の飲み会に呼び出されたりしていて,忙しい人であった…そんな中に押しかけちゃってごめん.

臥龍梅の滓がらみは特別に滓を多くしてもらった銘酒市川オリジナル版で,フレッシュで飲みやすい.むすひは,これって酒?酢じゃないの?というぐらい酸っぱい変わった酒(笑)くどき上手の玄米仕込みとは全然違う.大那は彼が好きな酒で,グラスに米粒が浮かぶぐらいで,雄町らしく酸がしっかりしている.さくらで貰ってきた開運の小瓶を使ってぬる燗にしてみたところ結構いける.あと常温保存に耐え切れる酒質であれば,一週間くらい置いてガスが抜けた時の燗もさぞかしうまかろう.

  • 臥龍梅 特別本醸造 滓がらみ 無濾過生原酒 しぼりたて  富山県産五百万石(55%)(静岡・三和酒造株式会社)
  • むすひ 発芽玄米酒 麹米:コシヒカリ、赤ヒバリ・掛米:コシヒカリ(100%) 自家培養酵母 製造年月2007年1月(千葉・株式会社寺田本家)
  • 大那 純米吟醸 活性にごり 雄町(50%) 製造年月19年2月4日(栃木・菊の里酒造株式会社)
  • 開運 本醸造 祝酒(60%)(静岡・株式会社土井酒造場)
  • 清酒 秀緑 勘助新田 純米吟醸 有機無農薬美山錦(60%) 製造年月2006年12月(茨城・大塚酒造株式会社)

なお,彼曰く「周りに聞いてみたけど,蒼井優を好きだという若い人は全然いませんよ.」とのこと…おやじキラーなのか?(笑)

最後に,最近NHKで放映された我が社出身のI井教授の紹介番組を見せてもらう.彼は毒舌家で,昔「君も仕事をまじめにやれば,凄いんだろうけど…」(=君はダメだね)的なことを面と向かって言われてしまったことがある(苦笑)A社のM井氏がブログで,屈辱感が重要というのは辞めてほしいと言っていたが,私はこの発言はいかにも我が社出身の人間らしい言葉だと思う.というのは,我が社のような巨大で官僚的な会社には保守的な人間が多く,新しい発想をする人間は反発され,封じ込めようとされることがあるので,逆にそれを自分の糧にして跳ね返していかないと,世の中に認められる仕事ができないからである.なお,私の大学時代の研究室の大先輩のA田教授も同じ大学にいるのだが,彼も一旦K大に教授で戻ってきたけど,数年いただけで再び戻ってしまった…やはり本当に優秀でアクティビティが高い人達には,日本の大学は向かないのかもしれない.

蛇足だが,ぐぐって発見したのだが,日本でMITと言えば岩手めんこいテレビのことなのか….