BABEL(吉祥寺セントラル)

ロッコ,メキシコ,日本でお互いに関係がある話が,並行または時間をずらして進む.菊地凛子は噂どおり全力投球の演技.絵としては,モロッコの場面に特に心を惹かれた.面白いのは,子役でエル・ファニングダコタ・ファニングの妹)が出ていたことである…似ているはずである.

さて,この映画をどう捉えるかは難しい.バベルという題名から来るように,言葉では必ずしも心を伝えることができない故の悲しさ,苦しさ,もどかしさがテーマではないかと思う.