舞妓Haaaan!!!(吉祥寺東宝)

一回でいいからお茶屋で舞妓を呼んでみたいと思っていた京都の大学生は私だけであるまい.そういう「夢」(笑)を実現する映画.宮藤官九朗脚本,阿部サダヲ主演,「ぼくの魔法使い」の水田伸生監督ということで,いきなり飛ばしまくる…が,前半が面白く緻密だったのに,後半は若干疲れが見えるのは気のせいか.堤真一は,こういう傲慢な役にはぴったりだと思う.駒富士(柴崎コウ)のおねえさんの駒子役の小出早織は「時効警察」の時もそうだったが,若いのに意外に芸達者.今回他に面白かったのは医者役の北村一輝…彼はあんなに美形でありながら,怖い役から面白い役まで幅広くなんでもこなすことができるのは本当に脅威である.うーん,まあこういう映画が好きな人は楽しめるとは思う.
最後に,植木等西陣の社長として,いかにもいい味を出しているが,これが遺作になった.一番最後に彼に対する追悼のエンディングクレジットが表示される.