出版で困ること

某出版社から，正式に出版中止の連絡が来た．他に引き受けてくれる出版社がいれば継続はありえるかもしれないが，他の人がすでに意欲を失っているので，それも難しそうだ．
最近mixiでO本氏が困った編集者の話を書いているが，私的には今まで「仕事をしてくれない編集者」が一番困った．以前に本を出した時も原稿を一年近く放置したあげくに，出版が遅れに遅れて，最後にはその遅れが約束を完全に履行した私のせいにされてしまったし，今回も編集者（実作業をやる編集者と出版社側の編集と二人いて，前者）はとにかく反応が遅いし，続々と上がってくる原稿をまったく見てなかったのでないかと思うし，問題点を訴えても無視してまったく改善しようとしなかったので，こうなっても仕方なかったのではないか．
彼らもまともにやっている仕事もあるので，サボっているというより，実は複数の仕事を抱え込みすぎているという事情がありそうだが，かと言って著者や翻訳者の対応がいい加減になる言い訳にはならないだろう．今後は，相手をしっかり見てから付き合うことにしないと．さすがに，今回みたいに膨大な時間を費やしたあげく，一方的に切り捨てられるなんて事態は繰り返したくないものだ．