ひろ吉&谷口松韻堂(京都清水)

その後ホテルに荷物を置いてから,錦市場四条河原町界隈を散策し,その後清水寺方面に向かう.狙いは清水焼.最初はひろ吉で貫入が入った平杯(自分用)と桜の花びらが散った桜色のぐい呑み(これは姉の子供のS子の15年後用(笑)).次は谷口松韻堂で白萩釉のぐい呑みとこれまた桜の花びらが散ったクリーム色で細かい貫入が入ったぐい呑みを購入.なお,片口の使い方に注意しろと書いてあるので聞いてみると,作陶していたご主人が手を休めて語り始め,それによると「ずぼらに扱え.決して洗剤で洗うな!」ということらしい.特に荒い土を使っている片口の場合には,一度洗剤が染み込んでしまうと決して取れなくなり,酒の味わいを損なうとのこと.また,日本酒を飲む時には,一度片口に注いでから徳利に移すとおいしくなる(ワインのデキャンタージュと同じ,もちろん錫のチロリでもよい)とのこと.
さすがにこれ以上見て回ると買いすぎ危険だと思い,賀茂川沿いを散歩してホテルに戻る.