BUFFALO USB2.0対応 ワンセグテレビチューナー「ウルトラ高感度 ちょいテレ」 Mac対応モデル DH-KONE/U2MA(BUFFALO)

実家で暇だったので,ワンセグテレビチューナーを買ってみた.

Mac用でもすでにいくつか製品があるが,これにしたのはMac用で唯一ブースターが使えそうだったから(もしかすると,他の製品でもアップデートで使えるのかもしれない).なお,Windowsでも使えるが,Windows用ならムーブやデジタルラジオにも対応した新しい製品が出ている.
ハード的には,135mmの伸縮するスタイリッシュアンテナ,290mmの伸縮する高感度アンテナ,高感度外部アンテナ,一般アンテナ(F型との変換ケーブルが付属)の4種類のアンテナが使用できる.また,延長ケーブル付き台座や,高感度アンテナ用の吸盤型スタンドなどがあり,かなりの選択の余地がある.しかし実際には高感度アンテナを持ち運び,自宅用はより高感度なアンテナを使うことになるのではないだろうか.実家(木造)では,スタイリッシュアンテナだと受信できず,高感度アンテナから使えないようだ.また,延長ケーブル付き台座は重くしっかりしているが,高感度外部アンテナは磁石か吸盤で固定するようになっていて自立性はよくない.
ソフトウェアとしては,アプリケーションのPCastTVは主画面,コントロール画面,チャンネル・番組・ビデオ表三画面から構成され,主画面以外を非表示にしたり,個別に移動することもできる(主画面を動かした場合には連動するが,他の画面を動かすと単独で動く.なお,再び主画面と連動させるには,「ウィンドウをくっつける」操作が必要なようだ.).主画面の大きさはメニューからは80%(320×180が80%とされているが,本当はこれが100%だと思う),100%,160%,180%,フルスクリーンと五段階指定できるが,単にWindowを拡大・縮小するだけでも変更できる.まあワンセグは画素数が少ないので,あまり過度な期待はすべきではないが,一番小さくしてウィンドウの端に置いておくのが結構 便利.ワンセグEPGおよびインターネットEPG(iEPG)をサポートしているので,番組表を表示したり,そこから録画予約することもできる.また,Apple Remoteにも対応している.なお,バンドルされていたバージョンは1.10だったが,すでに1.20が提供されており,これは古いソフトウェアがインストールされていれば,簡単に上書きできる.
ただし,登場まもない製品ということもあり,PCastTVには問題が多いので,今後のバージョンアップに期待したい.

  • まだまだ不安定.時々プログラムが落ちたり,映像が映らなくなることがある.
  • 録画が頻繁に失敗する.また,録画のためにアプリケーションが一旦起動したら,そのまま.
  • インストーラのバージョンチェックが厳しすぎて,ダウングレードや再インストールができない.万が一新しいバージョンに問題があった時のために,それらを可能にしておくべきではないか?
  • チャンネルの切り替えや番組表の表示が遅いので,ザッピングは非常に厳しい.せめて,番組表はキャッシュするとよいと思うのだが….
  • タイトルバーが太すぎる.MacBookとかで画面の隅に置いて見るために,少しでもコンパクトにして欲しい.
  • 番組表が数行しか表示されないので,あまり役に立たない.たとえば,朝番組表から予約して,夜見ることは現状では不可能.だからと言って,単にWeb上の番組表をブラウザで開いて,すべて手動登録することになるが,これは芸がない.早急になんとかしてもらいたい.
  • Apple Remoteをサポートしているが,使いにくい.結局は普通にリモコンを使うような感覚で使いたいのであって,階層メニューを使いたいわけではないからだ.まあ,使えなくても支障はない.
  • 画面のスナップショットのキーバンドがコマンド+Pだが,懸賞応募先を記録するような場合にはもっと早く押せるキーを選んだ方がいいのではないか?たとえば,画面上でスペースを押すだけのような簡単な操作もサポートして欲しい.