WebDAV

会社で内部規定に反して,外部に不審な通信をしているPCがあるというお知らせが回って来た.通信相手のIPアドレスを逆引きするとidisk.mac.com…えっ…と思って調べると,私のアカウントだった..Macのアカウントを入力した時にiDiskも有効にしてしまったらしい.別に使っていなかったのだが,定期的にKeep-Alive的なやり取りをしているようだ.さっそく無効化.
iDiskはWebDAVを使っているので,すでにHTTPの内容をスキャンし始めたということである.この調子だと,すでに使用中止が言われているWebメールも摘発されるかもしれないし,多くのWebベースのサービスも巻き添えになるかも.弊社は将来的にサービス層で収益を得る構造に生まれ変わらねばならないのに,これだと技術的についていけなくなる可能性もあるなあ….本来は新しい技術をむやみに否定するのではなく,それを適切な形で運用できるようなルールを考えることが必要なのだが.でも会社の将来は考えない,すでにピーター化(昇進によって無能化すること.「ピーターの法則」を参照.)してしまった管理職は,問題を分析して適切な解を考える負荷の高い有意義な仕事ができなくなっているので,代わりに子会社からの売り込み提案をそのまま鵜呑みにして採用することを成果として偽装しちゃったりするから,こうなっちゃうんだろうな.