某プログラム委員会

朝から某プログラム委員会.トラック制で,システムアーキテクチャ系(ハードと,それに関係しているようなソフト)に属している(そこになぜか(笑)入っている検索エンジン・大規模ストレージシステム担当ということで呼ばれたと思う…だから,知っている顔は別のトラックに多かった)ので,一部の完全ハード系の内容は不勉強で理解できず(爆)その割には,点数が低い論文(一人だけ評価が非常に低かった)を「確かに問題点があるようだけど,そこがかえって議論のネタになりそうでいいんじゃないですか」と突っ込んだり,優秀論文候補の中から「これ面白いですよ」と論文賞に押したり…(笑).
しかし,ここは運営に関しては長年のノウハウの蓄積があるので,しっかりしている.論文も一部の当落線上のものを除けば,内容のレベルも高い.結構勉強になった.しかし,論文はやはり書き方である.取り上げている問題は非常によいのに評価が駄目すぎるとか,前半(いわゆるコンセプト・目的)と後半(実際にやったこと)がちぐはぐとか,惜しいものが結構ある.論文誌じゃないので,そういうものは取り上げたいのだが,やはり水準から低すぎると当日充分な議論もできないからなあ.