キャピタル東洋亭 本店(京都市北区)

本当はじん六の蕎麦を食べたかったのだが,開店時刻に行くがどうも様子がおかしい…そこで,E61でぐぐってみると,なんと月曜日は定休日だった(爆)そこで,北山通りを一通り物色して歩いてから,キャピタル東洋亭でランチ.
鶏のソテー ローズマリー風味とオニオングラタンスープ(小)+赤ワイン(爆)を頼むと,まずトマト丸ごと一個使ったトマトサラダが出てくる.トマトとしてはいま一つだった(個体差かも)が,「もう一個持ってきましょうか?」と言われてびっくり.パンを持ってくるので,三種類の中から二種類選んでみた.次に,オニオングラタンスープが出てくるが,これもまあまあか(そもそも,それほど好きというわけじゃないし(爆)).メインの鶏のソテーを食べた時に,はるかかなたに昔行ったことがあるイタリアの風景が微かに見えた気がした.要するに,ハーブと塩の料理(井のなかの工藤氏に言わせると料理じゃないと言われるかもしれないが(苦笑))だからで,本国はかなり強力なハーブの匂いと,粗野な味わいぶかい岩塩を塩っぱくなるまで使うことが多いのだが,それは日本風にアレンジされたイタリア料理には望むべくもない…でも,悪くはないと思う.面白いのは,食事の様子をちゃんと見ていて水やパンを何度も持って来てくれる.すでに食べる量が減っている年代の私はだめだが,ここは妥当な値段でそこそこの料理をちゃんとしたサービスと良い雰囲気の中で腹一杯食べられるという点で,「若いカップルの味方」的な店じゃないかな.ちなみに,大学時代にもあったと思うが,デートで使ったことはない(笑…というのは,当時はまだここまで地下鉄が開通していなかったので,車を持っていないとデートでは来れなかったのだ)