紅蘭亭(熊本)

G.M氏の結婚式で熊本行き.式は18:00からなので,一旦ホテルに荷物を預けて,市内をうろつく前に前日から熊本入りしていたS庭氏に教えてもらった紅蘭亭で食事.注文するのは,当然熊本名物の太平燕(たいぴーえん)と陳年紹興貴酒(五年物)をお燗で.鶏ガラと豚骨と福建の塩から作ったあっさりしたスープに,シンプルに春雨とキャベツの具が良いコンビネーションで美味い.ただし,玉子の扱いが非常に進歩した現代ラーメンに比べると,虎皮蛋(ふーひーたん)が美味しいかどうかは…昔は玉子というだけでごちそうだったからか?それともあっさりスープに油分を与える役目があるのか?
その後,熊本市街を散策.お櫃を売っている店の店頭ではじーっと立ち止まって見るが,「これを抱えて帰るのか?そもそもお前は使うのか?」と自問自答して諦める.表通りはこちらとあまり変わらないが,裏通りの上乃裏地区が特に面白く,土蔵を使ったケーキ屋とか,ものすごいいい雰囲気のバーらしき店,鉄の怪しい飾りがついたおでん屋など,昔からの建物をそのまま使ったお洒落な店がいろいろある.ただし,よく見ると小さい窓に鉄格子だったりして,昔の遊郭街なのかもしれないのだけど.さらに,この後行く場所をすべてチェックしてからホテルに戻るが,ホテルの前でイベントが開催されていたので,屋台で売っていたサクラカルビ焼も食べてみた.