某ミーティング

YR?のD社でT大のU田氏らと一緒にミーティング.この前の研究会で彼ができれば関係者に意見を聞きたいというので,D社のY崎氏にお願いして,以前に関連した研究をしていた研究者達とミーティングを設定してもらったのだ.なお,議論した内容は書けない(爆)が,分析対象は違えども,かなり同じようなことを考え,同じ問題に直面しているのがわかった.
たとえば,ここでも「データの扱い」が非常に難しいということを痛感した.たとえば,弊社の場合は持ち株会社(=研究所)と事業会社が分離してしまったので,実際のサービスをしている事業会社からデータを貰うことは非常に難しい(だから,別会社からデータを貰う方がかなり楽だという本末転倒の状態になっている).このような問題点はD社の研究所の場合はないので分析はできるものの,その結果の公開については法律に縛られているし,許可を出す側もその結果の影響範囲が見えないので安易にOKできないのだ.これは,我々が行う解析の影響範囲がある程度明らかにならないといけないのかもしれないが,我々にとっても事前にどのような結果が出るかどうかはわかるとは限らない.他に,以前に別の事業会社と議論した時にも言われたのだが,本当に広く使われているサービスのデータはとんでもない量になるので,それを詳細に分析できるシステムはなかなか存在しない.やはり,G社のようなスケーラブルなインフラを持たないといけないのだが,それは今後の課題かもしれない.
なお,このミーティングのために尽力して頂いてどうもありがとう!>Y崎氏