Cafesolo(Eva Solo)

最近紅茶と緑茶を飲んでいるのだが,そうするとコーヒーも飲みたくなる.実はペーパードリップの道具なども一揃い持っているのだが,入れるのがちょっと手間なので躊躇していた.それに,やはり新居に引っ越したので,道具も一新したい.そこでお湯を入れたら待つだけのフレンチプレスを検討したが,結局エヴァソロ社のカフェソロというコーヒーメーカーを買った.実際に購入したお店は,同じ楽天でも9,000円台ともっと安かったアドキッチン(現在品切れ)というところである.
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これを購入した理由は以下の通り.

  • とにかく北欧デザインで非常にかっこいい.パッケージも外側は白ベース,内側は赤でかっこいい.趣味は何事も形から入るタイプなのだ(苦笑)
  • 簡単.挽いたコーヒー豆を入れて,お湯を入れたら付属のマドラーで10秒ほどかき混ぜて,あとは4分待ってカップに注ぐだけ.ドリップのようにお湯を注意して時間を掛けて注ぐ必要がない.
  • エコ.紙フィルタを使わないので,余計なゴミが出ない.
  • 美味.紙フィルタを使わないので,味がはっきり出る(ただし,これは好みもある).
  • いつまでも暖かい.付属のウェットスーツ生地のカバーで保温できるのだ.
  • コーヒーが垂れない.注ぎ口が二重構造になっているのだ.
  • 後始末が簡単.終わった後は水を入れて振ってから逆さにして水を抜けば,下にコーヒーの粉が溜まるので,あとはこれを取り除くだけ.
  • 1lという容量のわりには,意外にコンパクト.結局余計な突起物がないのだ.
  • 水出しコーヒーもそのまま作れそう.購入を決意した時に,ちょうど「美味しんぼ」で究極の水出しコーヒーの入れ方が紹介されていたが,それは60gのコーヒーの粉を1lの水に混ぜて,さらに激しくかき混ぜて一粒一粒がすべて水と混ざり合うようにして,その容器を冷蔵庫に入れて一昼夜置いた後,上澄みを布で濾すというもの…つまりカフェソロの作り方のお湯を水に変えただけだったのだ.

なお,0.6lと1.0lの二種類があるが,1lにした.普段は独り飲みなので数回分として0.4lも作れば充分なのだが,金額も大きさもあまり変わらないこと,1.0lの方が直径が1cmしか変わらないので比率的に背が高くなりデザイン的にカッコイイこと,上記の「究極の水出しコーヒー」を作ることを考えると大きめを選んでおくのがよいことが理由である.なお,説明書には1l(0.6lはたぶん0.6l)だけの作り方しか書いていないので,ぐぐって調べた時に「少しだけしか作らないなら小さな方がよい」と誤解している人もいたが,お湯の量をちゃんと量ればよいだけで,0.4lなら問題なく作ることができる.
コーヒー豆はS藤氏お墨付きの香七絵(かなえ)で,その日の一押しとして試飲させてくれたCHANGAIMINA(チャンガイミナ,エクアドル)を購入した.これを昔から持っている次のカリタ製のコーヒーミルで豆を粗挽きした.これは今では見かけないが,実はポーレックス社の一つ前のセラミックミルのOEM(ハンドルが折り畳めるようになっている点が違うようだ)で,一度に約10gのコーヒー豆を入れて挽くことができ,下のガラス容器には20gぐらいまで入る.豆の荒さは4段階調節である.

さっそく試飲したが,味は問題なく,香七絵で飲んだものと遜色なく美味しい.ただ,最後の一滴まで飲もうとしたらエグミが出てしまったので,上澄みを飲み,一番下に残った分は少し残すのがよいようだ.カバーで中が見えないので,この判断が慣れないと難しいかも.でも,いかにも優秀な工業デザインという感じで,見ても使っても気持ちがよい道具だと思う.
なお,同時にコーヒーを入れるメリタの缶とカリタの銅のメジャースプーン(缶にも付いているし,すでにプラスチック製を持っているが,形から入るタイプなのだ(爆))も購入してみた.一応メジャースプーンはギリギリ中に入るサイズだった.

Melitta ステンレス キャニスター MJ-2156

Melitta ステンレス キャニスター MJ-2156

カリタ コーヒーメジャー 銅 10g #44001

カリタ コーヒーメジャー 銅 10g #44001

なお,もしペーパードリップ用の道具(1〜2人用)が欲しい人がいたらあげるよ.