作(上石神井)

料理はお通しの三点盛(さやえんどう,マッシュルームの酢漬,春雨と椎茸の炒め物)に,三重真鯛カブト煮,焼茄子香り野菜盛り,らっきょの天ぷら,おむすび(明太子とおかか).今日は真鯛料理の日で刺身系かカブト煮かで迷ったのだが,やはりカブト煮に(肉でも魚でも,身よりもあらや内蔵が大好き!).らっきょの天ぷらは初めて食べたが,ほっこりした食感がにんにくみたいだった(ただし,結構量が多いので,一人で行く場合は注意).
お酒は以下の通り.夏燗は濁り酒か火入れという気がしてのラインナップ.旭若松は本当に凄いのを再確認したが,大量生産したらこの品質は保てないだろうなあ….

  • 鯉川 純米吟醸 鉄人うすにごり 庄内地方産五百万石(50%) 蔵出し月日平成20年3月(山形・鯉川酒造株式会社)燗
  • 睡龍 生酛純米 瓶燗(65%) 17BY 製造年月20年3月(奈良・株式会社久保本家酒造)燗
  • 群馬泉 山廃純米 群馬若水・朝の光(60%) 製造年月20年5月(群馬・島岡酒造株式会社)燗
  • 旭若松 純米酒 原酒 自家栽培雄町・徳島県産日本晴(65%) 協会10号系 2005年醸造 製造年月20年4月(徳島・那賀酒造有限会社)燗

他に客がいなかったので,橋本氏とお酒の話.たとえば,群馬泉は火事の後に麹室にどうやって元の乳酸菌を戻すことができたのか?旭若松がこんな品質を維持できるのはなぜか?など.そういえば,奥さんのりえぞ氏のブログを読んでいて,「この夫婦は毎週何本も一升瓶を空けるのかっ!」とびっくりしていたのだが,橋本氏によると「店で一人前分取れなくなった瓶を持って帰って味見しているからですよ」と言われて一安心…いやいや,それでもあの夫婦の呑み方は凄そうである(笑)