第7回 究極の静岡吟醸を愛でる会(ホテル虎ノ門パストラル)

今年もI社のS井氏が誘ってくれて,「究極の静岡吟醸を愛でる会」に参加してきた.今年は23蔵が出品,14蔵が会にも出席しており,出品酒は54種類,仕込水は6種類.相変わらず素晴らしい内容だが,吟醸番氏と事務局の清水氏という飲む側の人達が主催するイベントなのは素晴らしい.
今年も無事全種類を制覇したが,特に気に入ったのは,萩の蔵,杉錦,若竹,志太泉,萩錦,英君,白隠正宗,忠正.一番人気の開運は,あいかわらず安定した酒造りをしているところがすごい.なお,私が酒が気に入らない理由は,華やかすぎるか,生老ね香が出ている場合が多い.ただし,白隠正宗は最初は若干生老ね香が出ていたものの,終了時間間際に呑み直したら,空気に触れて味が出て来たためか別物の味になっていた.やはり利き酒は難しいなあ…ということを実感した.
なお,今回一番気に入った酒は「忠正(ちゅうまさ)」.そう,今年の3月末に後継者がいなくて廃業した蔵で,静岡市葵区の市街地にあるので,私もよく車で近くを通るのに….廃業したために,今回は新酒ではなく,19BY大吟醸,18BY純米大吟醸,16BY大吟醸が用意されたが,酒は熟成したら旨くなることを実感した.しかし,この酒が呑めなくなるとは,本当に残念だ.白隠正宗のような酒があるなら,来年は燗酒用具を持ち込んでみようかなあ….
酒の肴もいろいろ用意されていて,酔いが回りにくいように時々つまんでいたが,今年も金沢八景の「さかなや」の店主と奥さんが自家製アンキモや亀の手などを持ち込んでくれて,かなり贅沢なメニューだった.
最後に,こんな素晴らしいイベントを毎年企画してくれる吟醸番氏・清水氏達主催者と,今年も誘ってくれたS井氏に感謝したい.