携帯4社でSMSが交換可能に
来年度以降で,携帯4社(NTTドコモ,KDDI,ソフトバンクモバイル,イー・モバイル)の間でSMSが交換可能になるらしい.
携帯簡易メール 各社間可能に(NHKニュース)
とは言っても,海外と違って日本ではSMSはあまり使われていない(相互運用性の欠如とスパムが理由で移行を奨励したような記憶がある)わけで,
このうちショートメッセージは、電話番号さえ知っていればやり取りできるのが利点ですが、会社が異なる携帯電話とはやり取りができず、利用者から不満が出ていました。
というのは本当か?と思うが,以前から懸念になっていたナンバーポータビリティが実現しても,メールアドレスは移せないという問題の対策でもあるらしい.
携帯電話の利用者が契約する会社を換えたい場合、電話番号はそのまま移行できますが、メールのアドレスは移行できないため、各社は今回、ショートメッセージでメールの互換性を出すことで、消費者が携帯電話会社を換えることへの抵抗感を和らげ、顧客獲得につなげたいというねらいもあります。
これで嬉しいのは,スマートフォンを国内で使用する場合だ.現在はNTTドコモはiモードメールという独自仕様で対応できないし,ソフトバンクモバイルではMMSはユーザエージェントで排除していて(そのままでは)使えない.しかし,SMSが復活してくれれば,iPhone,Android端末,WM端末でも国内端末とメッセージを交換できるようになるわけで,これで敷居が低くなるかもしれない.