のだめカンタービレ最終楽章 前編（MOVIX清水）

姉の子供を連れて「のだめカンタービレ最終楽章　前編」に．「前編って何だよ？？？」と思ったが，要するにヨーロッパ編のマルレオケの話．私はこの部分が非常に好きだが，良いエピソードをいくつもはしょっていたのが残念．CGに異常に凝るくらいなら，ストーリーの方に時間を割いて欲しかったなあ．
野田恵役の上野樹里はドラマ以上にオオボケだが，千秋真一役の玉木宏の凛々しさは筆舌に尽くしがたい．今回特に素晴らしいのは，テオ役のなだぎ武，松田幸久役の谷原章介，エリーゼ役の吉瀬美智子．なだぎ武はテオのうさんくささを存分に表現していたし，谷原章介と吉瀬美智子は，二人とも美形なのに，ここまでやる？？？という感じの吹っ切れた演技だった．
ところで，この映画は子供も見に来ると思うので，さすがに「サヨナライツカ」（R15+指定で，予告編はそういうシーンばかり（爆））の予告編を流すのは止めて欲しい．どうしようかと思った．

なお，今年見た映画は36本だった．特に心に残った映画は「マルタのやさしい刺繍」，「ホノカアボーイ」，「グラン・トリノ」，「レスラー」，「空気人形」というところか．