芦ノ湖解禁釣り大会(芦ノ湖)

Y際氏に誘われて,会社を休んで一緒に芦ノ湖解禁釣り大会に参加した.
10年ぐらい昔までは毎年芦ノ湖の年券を買って通っていたし,特別解禁にも釣友達と参加していた.しかし,漁協内部の不協和音が外に伝わるようになり,年券を大幅に値上げしたり,解禁釣り大会でフライの釣り師だけを特別扱いしたりするようになって,見切りをつけて頻繁に通うのは辞めてしまった.その後は釣友に誘われて2度ほど釣りに行った程度である.なお,その間にも相当状況が悪くなったことはY際氏に聞いていた.
この日は,「やまびこ」に集合したが,約束の時間の前に到着したものの,携帯電話を掛けても繋がらない,mixiの日記で書いていた新しい車も見つからない.これは困った…と,暗いなか「やまびこ」の周辺を探索したりしていて,明るくなってから桟橋のボートを一つ一つ探していて,ようやく出会うことができた(メインの携帯電話が変わって,車はまだ納車前だったらしい).携帯電話に頼りすぎてしまうと,ないと何もできなくなってしまうのがよくわかった.
とある事情でボートの予約が遅くなったので,モーターボートではなく手漕ぎボートにエレキをつけて6:30に出船.相当辛い釣りになることは覚悟済み.最初はボートを移動しながら岸を流して行く.
7:30頃に,私にヒット!かなり大物のようでロッドを弓のように搾り込んでなかなか上がってこない.ドラッグを引き出されながら,なんとか水面に上げてきたところで,もう一回もの凄い突っ込みがあった時に,なんと!ルアーが外れてしまった!!戻ってきたルアーをチェックすると,トレブルフックの一本が伸びていた.一本しか掛かっていないのに,強引なファイトをしすぎたのが原因だった.確かにフックは細軸だったが,これで60cmオーバーもキャッチしたことがあるのにorz
その少し後で,今度はY際氏にヒット!これも良いサイズだったが,バラシorz
これで今日の話はほとんどおしまい.その後トローリングで小さな放流魚を3匹ほどキャッチしただけだった.
さて,確かに今の芦ノ湖漁協の状況は相当ひどそうである.放流量が激減したためか,ホームページで放流予定を公開することも辞めたようだし,ボート屋のすぐ近くの湾内にしかほとんど放流していないようだ.そのためか,特別解禁・解禁の参加者数もピーク時の約1/10に激減した.さすがに「やまびこ」はエンジン船がほとんど借り出されていたが,他のボート屋は余っていたという有様だ.
しかし,だからこそ面白いのかもしれない.ヒットした虹鱒は,放流直後の70cmクラスほどの大きさではなかったが,どちらも放流から日が経ったもののようで,それ以上のファイトを見せてくれた.また昔から自然状況を見た釣りをしていたので(会社で芦ノ湖の天気を毎日調べて,天候と風の向きがベストの状況になったら,会社を休んで行くなんてことをしていたのだ),辛い釣りは慣れている.釣友のY際氏と一緒の辛いけど楽しい釣りだった.また,ワカサギの状況は非常に良いようなので,ワカサギ釣りにも来てみたい.
この日のタックルは以下の通り.トローリング用のタックルはY際氏にお借りした.まだテスト・調整中のベイトタックルだが,一度ひどいバックラッシュをしたものの,風に強いルアーの選択をすれば芦ノ湖でも使えるようにできそう.またY際氏と一緒に行く機会があれば,さすがに長年使っているメインのロッドを買い換えようかなあ….

  • PALMS,Sylpher Lake Class SGS-70L / ABU 506
  • UFMウエダ,Super Stinger BORON SSS-77 / ABU 1044
  • Smith,TROUTIN'SPIN interBORON X TRBX-C74 / ABU SX3601C IVCB改