iPhoto Library Manager(Fat Cat Software)

最近iPhotoの調子が悪い.起動・終了が遅いし,動作も遅く,時々落ちるようになった.さらに困ったことには,撮影した写真がうまく取り込めなくなってきた.これはまずい!
調べてみると2008年から最大9000枚/年のペースで6年間も写真を溜め込んできて,データ量の総計も100GBを大幅に超えている.Mountain Lionにアップグレードできなかった古いMacBookなので,さすがにこれは仕方ないだろう.
そこで,iPhoto Libraryを分割することができないか?と調べた結果,iPhoto Library Managerを導入することにした.
iPhoto Library Managerは,iPhotoのライブラリを管理することができるプログラムである.バックグラウンドでiPhotoを使って作業をするので,たとえば写真をドラッグ&ドロップしても,イベント単位でちゃんとコピーされる.ただし,この方法のデメリットとして,イベント数が多いとものすごく時間が掛かるのだ.そこで,寝る前にコピーを開始し,朝起きたら削除するということを毎日繰り返した.
最終的に,元のiPhoto Libraryには今年の写真を残しておき,昨年より前の写真は一年単位の小さなライブラリに移動した結果,動作を大幅に軽くできた.
なお,iPhoto上でゴミ箱に移動しただけでは削除されないので,その後iPhotoのゴミ箱を空にする.そうすると,Mac OS Xのゴミ箱に写真が移動されるので,さらにそれを空にしよう.
また,作業中にTime Machineがバックアップを開始するとバックアップファイルがすぐ溢れてしまうので,一次的に停止しておくのもよいかもしれない.
複数に分割したライブラリは,Finderでダブルクリックしたり,ファイルメニューから「ライブラリを切り替える…」を選択することで切り替えることができるが,iPhoto Library Managerから操作するのが簡単だと思う.
この後,さらに写真と音楽の管理をうまく切り離せれば,自宅用MacMacBook Airにしたいのだが,さてどうなるか….