風立ちぬ(TOHOシネマズ なんば)

朝からカプセルホテルのお風呂を満喫してから,以前から見たかった「風立ちぬ」を観賞.
かなり解釈が難しく,映画に出て来るシーンやエピソードも歴史的な事実を示唆していたりするので,この映画を見た後で,Wikipediaで調べたり,本を買ったりしている.

結局,零式艦上戦闘機の主任設計者の堀越二郎,カプロニ社の創業者のジャンニ・カプローニ(ジブリの名前はカプロニ Ca.309の別名「Ghibli」から命名された),「風立ちぬ」の堀辰雄のさまざまなエピソードが出てくるので,それらをある程度理解しておかないと,結局何を主張したいのかがよくわからないで,単純な恋愛映画と勘違いしてしまうかも.そういう意味では,思い入れが非常に強い趣味的映画なのかもしれない.
なお,スタジオジブリの作画力や音楽の使い方はやはり非常に素晴らしい.