ETC事故,阪神高速だけで1万2000件/年!

平成17年に大事故は全国で2730件(17件は人身事故).軽微な事故だと,昨年度は阪神高速だけで約1万2000件,つまり33件/日の割合で発生しているから,こりゃすごい.しかも,問題が起こった時に自分が止まれても,後ろから突っ込んでくるから油断できない.やはり,ETC普及のために,意図的に不利な情報が止められている感じ(実際,この種の情報は,阪神高速しか見掛けない).

http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20060708-00000011-san-soci

国交省有料道路課は,ドライバーに注意しろと呼びかけているが,確率的に発生確率をゼロにすることはできないので,それは間違いだ(リスクマネージメントの教育を少しでも受けていれば,そんな馬鹿なことは言わないのだが…官僚は文系が多いから???).ETCのバーの手前で止まったら最後死ぬかもしれないとか,走行可能な狭い道でいつ飛び出てきた人を轢き殺すかもしれないという覚悟をドライバーに要求するシステムは,言語同断だと思う.

基本的には,フェイル・セーフでないバーを廃止し,かつ職員が道を横切らずにすむ方策を考えていくしかないのではないか?