暗号化ソフト

会社で暗号化ソフトの導入が決まり,外に持ち出すノートPCにインストール.PCやOSの提供する機能をあえて無視してまで導入するのは,グループ会社にお金を流すためか,そこに実績を作らせるためだと思う.後者ならまあ仕方がないが,なにしろこんな危ないソフトをインストールするのにもかかわらず,機種固有情報がほとんど提供されず,小出しに出てくる…たぶん,誰かがトラブルを起こしたときに泥縄で対応している感じ.互換性検証もろくにできていない状態で見切り発車するとは,担当者に現場の知識がすっぽり欠落している感じ.

事前準備に相当時間が掛かり,また勝手にOSの一部を書き換えた(←こんなことはマニュアルに書いていない)ために私も悪戦苦闘.

なお,このソフトが新鮮な感じがするくらいセンスがない(泣笑)まず,インストーラがあるのに,それをいきなり起動してはいけない…事前にバッチファイルを実行する必要がある.次に,インストーラが何もメッセージを出さずに終わる…彼らはサイレントインストールと呼んでいるらしいが,インストールが成功したか失敗したかもわからないので,マニュアルには念のため数分間放置しろと書かれている.しかも,起動画面がダサダサで,こちらはおせっかいなことにログイン後に毎度ダイアログを出してくる.こういう細かいところのつくりがいい加減なソフトは,潜在バグ数が相当多いと推測されるので,結構心配.

なお,これをインストールすると,全部で4回もログインしなければいけないらしい(苦笑)本当に必要なのか?少なくともパスワードを同じにしたら同じだと思うのだが….