ニライカナイからの手紙

釣り仲間のO田氏から絶対にこれをみるべしとコメントで薦められたので,さっそくamazon.co.jpにDVDを注文して見てみた.

この映画は「虹の女神」の熊澤尚人監督の映画であると同時に蒼井優の映画初主演作でもあり,前から見たかった映画であった.竹富島のシーンはきれいで,ぜひ映画館の大きなスクリーンで見てみたかったと思わせる(そのうち,どこかの映画館で見れるのが待ち遠しい).「虹の女神」のように写真のエピソードが出てくるところは,熊澤監督の趣味か(笑)

最初は,非常に淡々とストーリーが進み,どこか俯瞰的な撮り方をしているので,多少あっけない感じがしていたが,題名から想像がついていたのにもかかわらず,クライマックスシーンは圧巻.とんでもない映画だった.確かに,これは蒼井優ファンでなくても見る価値はある!非常にお薦めの作品だ.(ちなみに日本語字幕あり)推薦してくれて,本当にありがとう>O田氏

この映画を見て思ったのは,「虹の女神」と基本的な骨組みや撮影スタイルは似ていること…そして,この映画があったからこそ「虹の女神」でもクライマックスシーンで蒼井優を使いたくなったのではないかということだ.彼女は同世代の他の女優のように目立つタイプではないかもしれないが,身にまとうその雰囲気が感動を引き起こすように思う.

あと,できればこの映画を見てから,井の頭公園で桜を見ることをお薦めしたい(謎)