必死

実は私はJ民党員である.ただし,管理職昇進時に会社に強制加入させられて党費を給料から自動的に天引きされているだけで,私の意思ではない.そのためか,時々封筒や葉書が届くのだが,例年なら党費を搾取されていてもまったく何も連絡がないことが多いのだが,今年は違う.この一ヶ月で,一体何通届いたのかわからない…しかも,どこの演説に参加しろとか,そういう動員要請が多いのだ.
最近面白いのは,原子炉事故関係か.政府は一生懸命報道規制して事実を隠ぺいしているのに,海外と報道写真が違うとか,海外のニュースから査察を断ったことがわかって知事から受け入れ要請が来るとか,実は今まで多数の原子炉事故を起こしていたのが内部告発される(制御棒を三本も引き抜いてしまい,チェルノブイリ一歩手前まで行ったこともあるとか!)とか,はてさて原子炉の下を活断層が通っているという研究成果を発表した教員がやくざに脅されたなんて過去の事実まで明るみに出てくる始末.
でも,国民に都合の悪いことを知らせなければ,なんとかなる…という思い込みに基づいた政策は,そろそろ通用しなくなってきている気がする.もしかすると,A倍首相は,J民党の歴史に致命的な楔を打ち込んだ歴史的な人物になるのかもしれないな.