かね井・わらび餅の茶洛(さらく)(京都西陣)
昼は西陣の築90年の古い民家を改装した蕎麦屋に.店構えが地味なので,一度通り過ぎてから戻る(笑)店内の雰囲気は非常に良く,特に最後は私一人だけだったので,のんびりくつろぐことができた.
さっそくだし巻と焼き味噌を頼むが,(メニューに書いていないが)だし巻は平日しか作れないとのこと.お通しは山葵の茎をスライスしたもので,焼き味噌は美味しい.聞いてみるとお燗用の独楽蔵以外に生もとのどぶもお燗できるそうで,ざるそばと一緒に頼む.山葵の茎の醤油漬をつまみに呑んでいるうちに出てきて食すが,細目の柔らかめの麺.その後,蕎麦粉を溶いた蕎麦湯を飲むが,蕎麦猪口1杯しかつけ汁がなかったのが残念.
帰りにかね井でも平日に出している茶洛のわらび餅があったので購入.帰宅して両親と食べてみたら,抹茶とニッキの二種類の味があり,口に入れるとさらさらと溶けていく感じで絶品.これは特にお薦め.