釧路釣行三日目

さて,最終日は5:00AMに起床し,朝食も取らずに昨日入れなかった音別川の下流部へ.入渓すると,とにかく朝焼けが綺麗.さっそくルアーを投げると,昨日と同じヘブン9gGGO(G)にいきなりヒット!47cmだった.ところが後が続かないが,ガイドのN村氏に呼ばれたポイントに投げると,小型ながらアメマスが沢山溜まっている感じで,さらに小型を四匹追加.
午後は茶呂川を攻めるが,下流部は相当釣り人が多い.車を駐めて入渓して釣り上がるが,比較的ミノー向きのポイントが多いが,枯葉が多くてすぐ引っかかるので使えず,スプーンで攻める.魚影が見えるし,チェイスはあってもなかなか動きが鈍い.途中で持参のピーナツバターサンドで軽い昼食を済ませてから,さらに釣り上がると,途中でかなり大きいアメマスがいるポイントがあり,O田氏は根掛かりと勘違いしてラインを引っ張ってばらしてしまうし,私は空中を飛んでいるルアーにジャンプしてきた.その後,その少し上流にアメマスが定位しているのを自分で見つけて,ちょうど枯葉が少ないポイントだったこともありDダイレクトTSレーザーに交換してジャークしたところ,いきなりヒット!しばらくは反応がすこぶる良く,結局,48cmを筆頭に,47, 43, 42, 37cmという感じ(途中でスレたので,ルアーをBフリーズ78S・レッドヘッドに交換して一匹追加)で,バラシたものも多し.ただ,動きが鈍いのでスレ掛り多く,一匹などは面白いことにフックが途中で外れてしまったようだが,ラインが体に絡んで上がってきた.その後スレてまったく反応がなくなって,駐車ポイントまで釣りをしながら戻る.なお,この日はO田氏は54cmをキャッチしたので,数は仕方ないにしても最高記録も抜かれてしまった….
総論としては,この時期はやはりアメマスの反応は良くないことと,今年は冷え込むのが早かったので,フライと違ってルアーは非常に大変だったが,その分「考える釣り」ができて,しかも自分の考えたいくつかの戦略がうまく合って非常に嬉しかった.なお,結局三日間を通して有効だったのは,師匠がテスターをしているスミスのルアーばかりだったのが面白いが,それはやはり「実践的な状況を想定した設計」をしていて,特殊な攻め方に使えるからであろう.なお,ガイドをして頂いたN村夫妻は,非常に雰囲気が良く楽しい人たちで,それも三日間非常に楽しく過ごすことができる大きな要因だった.時期的には9〜10月や初夏の方がよいらしく,その時期には野生の虹鱒も狙えるようなので,また行ってみたいものだが,はてさてどうなるか…?

  • PALMS Sylpher Lake Class SGS-70L/ABU 506