VAIO Type P

VAIO Type Pが発表された.シグマリオンI & IIより大きく「ポケットにも収まる」は少々誇大広告だと思うが,WANカードを内蔵できる点で,どこでも気軽にネットワークが使えるデバイスとして便利だと思う.しかも,英語キーボードも注文できるのだ!なお,通信前提だと駆動時間は微妙に短く,デカバ必須であろう.
面白いのがLinuxのインスタントモードが用意されていることで,わざわざWindows Vistaを起動しなくても,かなりのことができるのはないかと期待している(個人的にはFirefoxEmacsが起動できれば,外出時の雑用はほとんど処理できる).残念なのは,Linuxの方が駆動時間が短いこと.これは,単にバッテリー管理ソフトウェアのチューニングの問題だろうから,ユーザの声で改善されることを期待したい.
問題点は,通信費用か.ドコモのMVNOのSIMカードが使えるらしいので,この辺のノウハウが明らかになってくることを期待したい.現時点でSIMロックがかかっているか不明だが,MVNOで使えるとしたら,かかっていないのか?それだとしたら,海外出張の際に安い定額通信サービスを使える可能性があって嬉しいのだが.
私はEeePC 901-Xを購入したばかりなのでとりあえず様子見だが,今後楽しみなデバイスだと思う.Windows 7が本当に軽量になるのなら,その時点で購入を考えてもよいかも.