Surface RT(Microsoft)

ついに注文していたSurface RTが納入された.「教育機関向けSurface RT早期導入プログラム」を使えば本体が19,800円になるということで,衝動買い.
なお,タイプキーボードも一緒に購入したが,その後英語版のタイプキーボードもつい衝動買い.

現時点では,次の二ヶ所を変更している.

  • ControlキーとCaps Lockキーの入れ替え.これは次のブログを参考にした.

「Surface もしくはWindows RTでCapsLockとCtrlを入れ替える」(Neutral Scent)

  • Internet Explorer の検索プロバイダの入れ替え.デフォルトのBingから慣れているGoogleに入れ替えたが,デスクトップ版を入れ替えれば,Touch版も自動的に変わる(Touch版からは変更する方法はない).
  • 句読点の変更(、。→,.).これがなかなか大変で,「設定」チャームの「PC設定の変更」→「全般」の「言語設定」→「言語設定の変更」の「オプション」→「入力方式」のMicrosoft IMEの「オプション」→「Microsoft IME」の「オプション」→「Microsoft IMEの設定」の「詳細設定」で,ようやくいろいろ設定できるようになる.

簡単な感想は以下の通り.

  • 実際に使ってみると,これはタブレットではなく,タッチパネルPCだと感じた.その理由は,iPadやdtabより大きく重いのに加えて,持って使うと傾きに敏感すぎて画面が頻繁に回転してしまうからだ.現時点では(キーボードの有無に関わらず)横向きに安定して置いて使うのが無難だ.
  • タッチパネルの使用感は,iOSAndroidに比べるとまだ甘く,もう少しチューニングする必要がある.
  • Webブラウザを使ってたら,全体的にもっさりして,まともに操作できない.これはダメだ…と思ったら,タッチパネルはかなり快適に反応するのに,キーボード側のタッチパッドやUSBマウスは反応が悪く,さらにブラウザがダウンロード中には反応しなくなることがわかった.この問題があるのはTouch版IEで,デスクトップ版のIEではもっと速く快適に使用できるようだ.
  • フル機能のIEが使える…はずだが,自社の仕様であるSilverlightActiveXが使えないので,Gyaoradiko,動画ニュースサイトなど,結構動かないWebサイトが多いのが残念だ.
  • アプリがないのは覚悟していたが,サポートされているはずのアプリも満足に動かないとは思わなかった.特にEvernote Touchはすぐ落ちてまったく使えない.また,Kindleも海外ではリリースされているが,そもそも日本国内ではPC用をリリースしていないからかストアで入手できない.この二つは私には致命的….
  • Officeはまだそんなに使い込んでいないが,まあそこそこ使えると思われる.
  • メールはIMAPをサポートしているので,GmailiCloud,職場のアカウントを閲覧できる.ただ,まだあまり使いやすくはなく,例えばハイパーリンクも使えない.
  • bing地図の測位精度がかなり甘い.iOSAndroidではWiFiだけでほとんどピンポイントを示すが,かなり大きな誤差がある.
  • 背面のキックスタンドの角度は,私にとっては少々立ち過ぎで使いにくい.スタンドでは角度の調整はできないが,本体とキーボードの継ぎ目の下に薄い板状のもの(例,定規)を挟むだけで角度の調節は可能だ.
  • タイプキーボードのピッチは19mm.使用感は非常に快適.ただし,裏に回してタブレットスタイルで使いたい場合は裏に回したキーの感触が気になる.
  • タッチキーボードも店頭で何回か触ったが,あれでは使い物にならないと思う.価格も安くないし….

結論としては,Windowsマシンとしては最低かもしれないが,Windows CEマシンとしては過去最高かもしれない.とりあえず,プレゼンやメモ用マシンとして活用する予定である.
なお,ケースは次の革ケースを購入してみた.なかなかしっかり作られていて,悪くはない.

最近,ダメタブレット収集家になりつつある(爆)