岸辺のふたり(下高井戸シネマ)

最近恒例だが,洗濯機を回してから映画を見に行く.

この映画は,オランダで作られた8分間の短編アニメーション.Webで偶然見つけたのだが,見てみると水彩絵の具や墨絵のようなタッチと独自の人間や物の描写が素晴らしい.台詞は一切ないのだが,それゆえにさまざまな解釈ができて,見る人の胸の中にそれぞれのストーリーがはっきり描かれるのだろう.

DVDが出ているようなので,この感動を味わいたい人は探して見るべし.

岸辺のふたり [DVD]

岸辺のふたり [DVD]

さすがに8分なので,同じ監督の他の2作品とのカップリング.どちらも,結構よい作品.さらに,この作品が2回連続上映されたのはびっくり!

ただ,日本側の売り方がちょっと…という気がした.たとえば,原題は"FATHER AND DAUGHTER"なのだが,実は「岸辺のふたり」という題は内容とちょっと合っていない.また,2回目の直前に著名人の感想を沢山流すのだが,この映画の余韻が残っている時に,そんなウザイことはやって欲しくない.

帰りに,食事でもしようかとうろついたのだが,早く終わりすぎて,良さそうな店はまだ閉まっていた.仕方なく,偶然見つけた鯛焼き屋で鯛焼きを一つ買って食す.すぐ食べると言ったら,本当に焼きたてをくれたのだが,はみ出した部分がカリカリになっていて美味だった.

ちなみに,そのあとちゃんと会社に行って夜中まで仕事した(泣)ので,暇だと勘違いしないで欲しい>各方面