アコースティック・デザイン(渋谷)

講義帰りに,またここに寄る.最初にキワヤのホームページでチェックしていたVanNuysのウクレレストラップを選ぶ.まず派手な赤や黄色は除外,使い込んだ時のことを考えて,結局茶色を選ぶ.ちなみに,帰ってから使ってみたら,結構使いやすそうである.

http://www.kiwaya.com/sale/sale.html

決まったころに,他の客の接客が終わった店員が,私のところに例のバンジョーウクレレBBU-5を持ってくる.さっそく弾いてみるが,ちょっと音色が今一つの気がする.そこで,Baconのバンジョーウクレレも弾いてみるが,こちらの方がストローク時の音色が軽く,バランスが良い感じ.横で聞いていた店員も「こちらの方がいい音ですね」と言う.BBU-5は,8インチのプラスチックのREMOヘッドを使っているので,本革に張り替えたら良くなるのかなあ?ただ,オープンバックだと,音が後ろに出るので,今度はリゾネータ付きのギブソンのUB-1を見てみたいものだ.

新しく入荷したウクレレを弾いていたら,"Naturel"というメーカーのミニウクレレが特に気に入った.他のお客さんに聞くと,このウクレレはミニサイズでありながら,ロングスケールでソプラノより長いとのこと.実際に弾くと非常によい音がするし,亀のポジションマークがかわいいし,マンゴーの模様も綺麗である.結局,買うのはあきらめたが,自宅に帰ってからホームページを見つけた.さすがに宝石職人らしく,非常に細工が綺麗でセンスがよい.できれば,ここでオーダーしてみたいなあ.

http://homepage2.nifty.com/naokky/

その後,店員やお客と話していると,店長が1920年頃のMartinの3K(なんと60万円超!)を弾かせてくれたが,ものすごい良い音がする.さすがMartin!その後,お客さんがなんとMartinの3Mと3Kの両方をハードケースに入れて持ち歩いていて,3Mを演奏させてもらうが,これまた凄い.オークションで買った時はボロボロだったらしいが,非常にしっかり弾き込まれているので,鳴りが違う.すごいなあと思いつつ帰る.