ToT゛o(京都)

ホテルに到着したのは,ちょうど22時ごろ.それから遅い食事に行くが,いつもの錦魚亭の看板が消えていたので,周辺の店を探して,魚料理が得意そうで,日本酒もある(ただし,焼酎やワインの方が力を入れていそう)ので,この店を選ぶ.なお,一風堂の二階にある.

つきだしが大根の煮物,あとかんぱちのお造り,寄せ豆腐,さんびきのこぶた(豚肉にそれぞれ3種類の具を入れて巻いて揚げたもの)を注文する.一見普通の居酒屋風なのだが,料理はかなり良い.大根の煮物がよかったが,次のかんぱちは比較的厚めに切ってあり,ざっくりとした食感でおいしい.寄せ豆腐の時には,ツユか塩かを聞かれたので塩にしてもらうが,ほのかにつけられた塩味がなかなか絶妙である.

酒は,最初は関西圏で,飲んだことがないものを二杯くらい選ぶ.ここは,京都府城陽市にあるマルマンから仕入れているらしく,そこのオリジナル酒も多い(やどりぎと酔香).

そのうち,日本酒が好きそうなのがばれたらしく,店主に話しかけられる.最初は酔香を注文したのだが,それよりもアンフィルタードを飲んでほしいということで,酔香は一杯サービスしてもらう.ちなみに,前者はきれいなおちついた味だが,後者はちょっと癖がある味で,後者のほうが私好みである.

最後に,ずっと目の前においてあって気になっていた梅酒を頼む.かなり独特の味を期待していたのだが,単に非常においしい梅酒だった.まあ,サントリーだと,こんなものか.

なお,常連の人たちと仲良くなってしまい,なぜか隣の女性客に551蓬莱の甘酢団子までもらってしまう.帰って食べたら,深みのある味でかなりうまい…が,これで食べ過ぎてしまった(苦笑)

http://www.suntory.co.jp/liqueur/umeshu/product/