平成よっぱらい研究所（二ノ宮知子）

そう，あの「のだめカンタービレ」の作者が10年前に書いた酔っ払い漫画であり，ここまで飲むか…というくらい飲みまくり，他人に迷惑を掛け捲る．とにかく自虐的．

平成よっぱらい研究所―完全版 (祥伝社コミック文庫)

こういう露悪趣味の漫画家としては西原理恵子がいるが，彼女の作品中でとんでもない男として描かれている（笑）私の知人O形氏によると，毎回原稿がFAXで送られてきて掲載許可を得ているそうで，作品中では面白くするようにかなり誇張しているようである．しかし，たぶんこの作品は真実ではないかと思う（笑）なお，ミュージシャンである私の釣り仲間I田S吉とは，一時期頻繁に飲んでいたけど大酒は飲んでもあまり荒れることはなかったので，漫画家の方がストレスが溜まるのかもしれない．

この本は，なぜ「のだめカンタービレ」という作品を作れたのか？を知る意味で，貴重な一冊かもしれない（笑）なお，S井氏によると，返さなくていいから読んだら他の人に回してあげて欲しいそうなので，今度かぶら家に持っていくかな．