一升徳利
酒飲み友達のS井氏のブログで,一升瓶を湯煎して飲みまくるという面白いイベントが報告されていたが,コンロに掛けられた鍋の中で一升瓶を湯煎する,かなり時間が掛かりそうな方法だった.そこで大きな徳利で燗していたのを見たなあ…とぐぐってみたら,「一升徳利」というものを見つけてしまった.
一升徳利は江戸時代初期に使われていた徳利で,最初私が想像したような,直接盃に注いだり,お燗をするためのものではない.当時は裕福な家では樽で買い,一升徳利で買いに行くのは庶民だったことから「貧乏徳利」とも呼ばれ,後から今も使われているような小さな燗徳利が誕生したとのこと.ただし,あんどんの上に一升徳利をぶら下げて時間を掛けて暖める「あんどん燗」という方法もあって,福沢諭吉もよくやっていたとか.
長々と書いたが,この一升徳利は今でも入手できるようで,下のサイトでは自分で好きな文字を入れて注文できる.しかも安い!(プレゼント用の木箱をつけても!!)…と書いてみると,きっと誰かが買うに違いない(笑)問題は入れる言葉だよなあ….