叔父が亡くなった

以前から入院していた私の叔父が亡くなったと昨晩連絡があった.合掌.正式な通夜・葬式の日程は後から連絡が来るはずだが,研究会終了後にそのまま実家に戻ることになると思う.
叔父は,ある時からだんだん体が動かなくなり,ある病院に入院することになっていたのだが,その直前に転んで大怪我をして別の病院に緊急入院することになり,その後現在の病院に転院した.最初はパーキンソン病だと言われていたが,医者から「どうも,おかしい.症状が少し違うし,パーキンソン病に有効な治療薬がまったく効かない」と言われていたそうだから,未知(に近い)の難病だったようで,みるみるうちに病状が悪くなって行った.そのような病気専門の病院に転院するという話もあったのだが,残念ながらすでに症状がかなり悪くなっていたのでできなかった.見舞いに行くと私だということがわかるようで,意識がはっきりあるのに,体がどんどん動かなくなっていったのは,相当本人も苦しかったようである.我々は昨年末に医者から「なんとか年は越えるだろうが…」と言われていたのだが,足が悪く少々惚けてきているために別の施設にいるその母親(=私の祖母)に,まだ本当のことを言っていなかったのが現在の問題である….
なお,怪我をして入院した病院は,担当していた女医が難病を併発しているらしいとわかった瞬間,患者やその家族にそのことは一切何も告げないで一気に追い出しにかかったそうだ(苦笑).まあ医は仁術とまでは言わないが,昨今は医者に病気を見てもらうのも非常に大変な時代になってきたようである.なおmixiで急病人をたらい回しして死亡したニュースを見ていた時には,看護士の人が「とにかく普段から緊急指定病院にかかって,カルテを作っておきなさい.カルテがあると拒否はしないけど,既往歴が一切わからないと,医者も危なくて手をつけたがらない.」と書いていたので,みなさんも気をつけよう.