Gyao光の解約手続きの高速化

疲れた….まず,解約書類がいつまでたっても送られてこない.そこで,カスタマーセンターに電話したところ,クロネコヤマトが月曜日に荷物を持ち帰り,そのままになっていたらしい.クロネコメールはポストに投函するだけなのだが,月曜日の午後から現在の大家が駐車場を封鎖(建物やポストを封鎖したわけじゃない)したのを勘違いしたのではないかと思う.しかし,なぜ知らせてくれなかったのか?と言ったら,通常この手続きは一週間掛かると言われてしまった.ということは,クロネコヤマトとの交渉に一週間+送付に一週間で,あと二週間もかかるのかっ!すでに引っ越してもういなくなっているわけだし,その間も料金を取られ続けるわけなので,早くできないか?と言ったら,自分たちの責任じゃないのでとまったく譲歩しようとしない.というわけで,すでにその時は引っ越してるんだ,もしまともに解約させるつもりがなく,不条理な解約延長による料金搾取を謀るのなら,こちらはクレジットカード会社に不良会社だと連絡して支払いを止めるだけだ!と吠えた.
その結果,次のようなことが判明した.

  • Gyao光のサポートは複数の独立した会社に丸投げされており,その仕事の期限はどこも一週間を目処にしているようで,部門が異なるごとに加算される.たとえば,問い合わせ先に電話しても,そこの担当者は基本的に単純な手続きを担当しているだけで細かいことはまったくわからないので,別部門から(長時間待たせた後に)連絡させるという方法も取っている.例えば,インターネットからホームタイプの解約を申し込むと,メールの受付・一週間+クロネコメール便発送・一週間+一ヶ月で,少なくとも一ヶ月半前に申し込まないと間に合わない計算になり,余計な料金を取られてしまう.私は今回はいろいろなところと解約や移転手続きをしたが,こんなに時間が掛かるところは他になかった.普通は日割り計算で即日手続きで,さらに最終日は無料にするところもあった.注意すべし.
  • インターネット経由で受付できるようだが,一回問い合わせたが連絡がなく,カスタマーセンターに電話して聞いたら最大一週間掛かるそうなので,カスタマーセンターに電話する方が早そうである.
  • クロネコメール便は400km以内は三日以内,それ以上は四日以内で到着するので,内部処理が数日かかっているようである.
  • ただし,実はクロネコメール便を受付当日に発送することができる.これは実は電話一本でできるようだが,顧客には言わない(爆)
  • さらに,クロネコメール便速達サービスを使うことができる.これなら,600km以内なら二日,それ以上なら三日で届く.これも当然顧客に言わない(爆)
  • 他に,実はメールでフォーマットを送ってもらうことができる.この場合は郵送料は顧客が負担する.なお,送られてくるフォーマットは,PDFではなく,単なるテキストファイル.私は最初はこれを要求したが,「そんな手続きはありません」と嘘をつかれた(爆)

基本的にカスタマーサポートはリジェクトベースで,顧客が困っていても,それを支援するようなことは一切言わない上に,自社の問題(非常に時間が掛かる)を決して認めようとしない.カスタマーサポートに電話してもすぐ繋がるし,アップルコンピュータのように顧客が多すぎて処理量が多いということもないだろうから,基本的に部門の分割による問題と,各部門に時間の余裕を与えすぎて優雅に仕事をしていることが原因だろう.また,会社として,これらの手続きを意図的に非効率のままにすることで,解約までの期間を引き延ばして,少しでも顧客からお金を搾り取ろうというセコイ考えもありそうだ.プロバイダの解約は,入るアパート・マンションによって決まっていたり,サービスエリアが違っていたりするためにしなければならないことも多いので,別のところに引っ越せば,また顧客になってくれる可能性は高いので,一番最後の印象を最悪にすることは自殺行為(私はもう二度と使いたくない)だと思うが,まあ会社の方針もそれぞれなのかもしれない.なお,自宅に帰ったら,ポストにGyao光の解約書類…ではなく申込書類が入っていた(苦笑)