鮨 与惣路(よそじ)(武蔵境)

今日はK氏の送別会で,彼女が「回らないお寿司が食べたい」(笑)というのでここに.O塚屋のK子氏にメールして美味しい寿司屋として西荻窪の鮨たなかを推薦してくれたのだが,参加人数が多くてそこは断念(回らない寿司屋はカウンター中心なのだ).この店は,奥に結構広い座敷がある.本当は某研究会の懇親会に出席しなければならないところを,ブッチしてこちらに参加.
料理は,ホタルイカの酢みそ和え,刺身盛り合わせ(鮪,コハダ,金目鯛,ホッキ貝),太刀魚の塩焼きと出し巻き玉子,寿司(ほたて,生海老,平目,鯵,鮪,とり貝,鯛,金目鯛,穴子,ウニ).味はまあまあかな.
お酒は,冷酒が黒牛(株式会社名手酒造店),真澄(宮坂醸造株式会社),越乃景虎(諸橋酒造株式会社),燗酒が神鷹(江井ヶ嶋酒造株式会社).神鷹は本醸造普通酒だと思うけど,キレがいま一つ.お燗用はランクの低い酒を出すという悪しき間違った文化は壊滅して欲しい…どちらかと言えば冷やした方が味のアラがわからなくなるのに.しかし,井のなかとべっしゃんに連れて行ったことがあるH氏は,冷酒よりも燗酒を呑みたがったのは,私の教育(?)の成果か.
彼女はどうも研究よりも開発をしたいと要求して異動したのだが,すでに弊社で研究は魅力のない仕事になってきているのかもしれないし,上司の研究指導能力に問題があるのかもしれない.どちらにしても,この傾向は今後も変わらないだろうし,これを良い機会に彼女には上を目指してもらうことを期待している.