居酒家 べっしゃん（東伏見）
べっしゃんブログで青森の酒屋で古いお酒を発見したという記事を読んだので，行ってみた．
料理は，お通しの白瓜の漬物，夏の大人のサラダ，特上和牛レバ刺し，天然の岩がき．
お酒は以下の通り．最初「津軽」が欲しくて，青森に遊びに行った学生アルバイトに頼んだ酒で，その酒屋で大量の在庫が発見されたらしい．一通り見せてもらったが，どうも生原酒系の酒屋のようで，そのうち生酛・山廃，純米酒を中心に送ってもらったそうである．別府氏も空けていない酒ばかりなので，「生酒だし，きっとどれかアタリ（＝とんでもなく劣化した酒）が入っているかも…」とびくびくしながら味見していくが，意外とまとも…というか，生原酒系のお店らしくしっかり冷蔵保存しすぎて，香りは飛んでいても，味はまったく劣化しておらず，熟成香もほとんど感じられないので，少し拍子抜けした．なお，生酒も，長期保存するとお燗した時のミルキーな風味は目立たなくなるようである．最後の福乃友は数日前に開栓してカウンターに置いておいた酒で，これくらいになると味が開き，熟成香も感じられるようになっていた．開栓してしばらく置いた時の味の変化が楽しみだ．
