GW-MF54G2(プラネックスコミュニケーションズ)

出張用に,ルータ・アクセスポイント・コンバータの三つの機能を持つPLANEXの手のひらサイズの無線LANポケットルータを購入した.ホテルでインターネット接続があるところでも,ほとんどが有線LANで,しかも変な場所に接続口があったり,短いケーブルが出ているだけだったりするなどの問題があるので,それを回避するためだ.

本体,電源,アンテナを持ち運べばいいのだが,大きさは以下の通り(左にあるのはiPhone 3G).

では,いくつか気になる点をメモしておく.

  • Amazon.co.jpのレビューを見ればわかるが,結構評判が悪い(爆)購入前に一度目を通しておこう!
  • サイズと重量,そして価格(なんと2,232円!)は素晴らしい.残念なのは,電源が100Vなので海外では使えないこと.
  • もしファームウェアが古かったら,ダウンロードできるので,一番最初にアップデートすべし.
  • マニュアルはまったくあてにならない.見る価値がないどころか,見てしまうと変な方向に誘導される危険性あり.私は単にアクセスポイントとして使うつもりなのだが,アドレスを静的に割り振るという記述を見た時に絶句した.これって自分で管理してなければ,衝突しちゃうじゃん!!!しかし,実験してみると,基本的に何もしないでも,イーサネット側はDHCPサーバにアクセスして動的にIPアドレスを取得し,無線LAN側はプライベートアドレスで運用してDHCPサーバとして振る舞ってくれるようである.
  • デフォルトではセキュリティ対策は何もしていないので,自分でおこなうべし.一つは管理画面に入る際のパスワードを設定すること.もう一つはWEPで暗号化したり,MACアドレスのフィルタリングを設定すること.
  • ネットワーク名が「PCL」でユニークではないので,他の人と衝突する可能性がある.これはあらかじめ変更しておいた方がよいかもしれない.
  • マニュアルではDHCPを無効にするように指定しているが,その場合にはイーサネット側と無線LAN側で同じアドレスブロックになるために,管理画面にアクセスするためのアドレスが不定になるのではないか?(←要確認)
  • レビューでは,時々気絶するので,電源を入れ直す必要があるとのこと.実は今使っているAirMac Expressも同じような症状があるのだが,問題はその頻度だろう.これは今後使って確認してみたい.