某委員会

後は細かい間違いを見つけて修正していくだけだが,よく見ると結構細かな間違いやフォーマットの問題が残っている.紙ベースで作業しているN村先生の詳細な修正がすでにあるのだが,膨大なので反映されるまで結構時間が掛かるとのこと.
F#の話題が出たが,単なる研究用言語と思いきや,すでにM社の製品に取り込まれる予定らしい.面白いことに,この言語は既存のプログラミング言語の徹底的な分析から始まって,どういう言語にするかは早くから決まっていたものの,シンタックスが決まったのはかなり後の段階だったらしい.いわゆる「なんでもできる」系の書き方しかしていない(これはほとんど情報ゼロ)ので,この言語ゆえの特徴というものがよくわからないが,そのうちM社の委員が調べて解説してくれるらしい.
また,H社の委員が使っていたWordでスペースを表示できる機能を設定しようとして,M社の委員に「Wordでオプション設定がどこにあるか?」と言われて探してみたら,なかなか見つからない(爆)やはり新しいUIはデザインを優先しすぎて,探索性が低下しているように思う.以前にM社のA南氏は「リボンUIが使いにくいというのは,熟練者だけです!ほとんどの人に好評です.」と言われたのだが,実は私は普段はほとんど使っていない初心者なのだが…(爆).あれこそ,逆にどこに何があるのかしっかり把握していないと使えないUIだと思う.なぜM社で時々こういう変なUIが製品化までされてしまうのか?と聞いたら,A社はキワモノと思われるアイデアを含めて徹底的なユーザ指向のテストを行って洗い出して行くのに対して,M社は力のある学者や開発者の意見を鵜呑みにして,そのまま通してしまうかららしい.