ヤッコーの誘惑

他に二つほど魅力的な誘いがあったのだが,残念ながら部内の会議に出席orz
それにしても,「シミュレーション研究=ヤッコー」と勘違いしている人がかなり多いような気がする.「こういうこともありえるのではないかと思いました」ということだけでシミュレーションされても,前提条件の裏付けがなく,モデルも根拠がないのだから,まさに「ヤッコー」で周囲も「確かにやったらそういう結果になるのはわかるけど,でもその前提条件やモデルって,本当に正しいの?」としか言いようがない気持ちはよくわかる(私は前回質問して泣かれてしまったので,今回は最初から一言も発言しないことにしていたのだが(爆))基本的に,前提条件はシミュレーション対象の実データから求めていて(ゲームのような場合は除く),モデルも実データに基づいた信頼できるものでなければ,シミュレーション研究とは言えないのではないかと思う.
ぜひこの概念の提案者のI泉氏あたりに「シミュレーション研究はこうやったらダメ」というバッド・ノウハウをまとめて欲しいところだが,すでにありそう(会社の図書館にはないかも…)なので,今度会ったら聞いてみよう.