スマートフォンユーザ増加

あれほど「iPod Touchで充分です!」と断言していたmrknから,「実はこっそりiPhoneを買っていた」,「MMSに対応したので,ドコモは解約することにした」と連絡が来た.実際に使ってみて,実情を知らないのに安易に批判してしまう危険さや,常に手の中にWeb 2.0端末があることの便利さに気が付いたのかもしれないが,人間変われば変わるものである.
職場では,恐妻家でマイホーム貯金のために無くした携帯の裏蓋を買うのも許されずそのまま使っていた(爆)H氏が,なんとHT-03Aを購入.上司のK林氏は会社の金で購入したのに,見所がある.でも技術オンチのK林氏はどうせ使わないだろうから,奪ってしまえばよかったのに(爆)
両方を毎日触っていて,だんだん方向性の違いが見えてきた気がする.たとえば,iPhoneアプリはWeb閲覧や地図表示などもアプリ内に持ったりして,肥大化する傾向があるのに対して,Androidアプリは呼び出し元アプリにワンボタンで戻れるなどアプリ間連携が優れているので,単機能で連携しやすいアプリを作る傾向があるように思う(ただし例外はドコモの提供アプリで,あんなに巨大戦艦のような機能満載だけど使いにくいアプリを作ってどうするの?という気がするが).もちろん,iPhoneの方がきめ細やかな制御ができるわけだが,自分でアプリを作ったり,カスタマイズすることを考えるとAndroid的なアプローチ(Unixのパイプを使ったコマンド連携に似ているかも)も捨てがたい.
ただし,Androidの今最大の欠点は肝心のGoogleサービスへの対応が悪いこと(爆)標準のGmailアプリの使いにくさはすべてのユーザが体験していることであり,GoogleマップWindowsモバイルやNokia用と比べると,使える機能が少ない.まあ,まだGoogleが本気を出していないということだろうが,すくなくとも他のスマートフォンプラットフォームと同等のサービスは提供してもらいたいものである.