Apple MacTablet or iSlateの噂と現実(HFO)
各社のタブレット型デバイスの発表が続く中,そろそろ発表目前になってきたと思われる大本命のアップルのタブレット型デバイスiSlateだが,以下の記事がよくまとめられている.
Apple MacTablet or iSlateの噂と現実(HFO)
私もiSlateについて妄想してみることにする.ちなみに内部情報はまったく聞いていないので,信頼性は限りなく低い.
- 基本的な狙いは,さまざまなメディアをより容易・快適に利用できるようにすることじゃないか.すでに音楽,映画などは快適に利用できているが,画面の大型化によりTV(噂のTV配信サービス!),書籍,新聞,漫画が快適に利用できるようになる.もしかすると,あっというようなメディアのタイアップの話が隠れているかも(デジタル化に反対する著作権者が多い日本はまた乗り遅れるわけだが…).
- 将来的には,アップルが買収した地図サービスを改良してナビゲーションサービスを提供することで,PND(Portable Navigation Device)の分野への進出も考えていると思う.まず最初にiPhone OS 4で「マップ」がGoogleマップから独自の地図サービスを利用するように切り替えられることから始まるのではないか.そして,将来的にはインターネット上のさまざまなサービスと連携し,レストランのホームページが見れたり,食べログの評判を調べることができるようなことができるようになるだろう.
- iSlateの登場により,iPhone OS 4から同じアプリケーションを解像度の違うデバイスで利用できるようになるはずだが,さらに将来的にタイル型ウィンドウシステムのような比較的簡単に操作できるGUIが提供され,複数のアプリを同じ画面で複数表示させる(=並列実行)ことができるようになると予測する.これができれば,メール画面の横で辞書で調べるとか,ナビゲーション画面の横で店のホームページを表示させることができるようになる.
- 信頼性が低く使いにくく進歩がないMobileMe(爆)なぜいつまでもダメなままかというと,実はWebサービスに関するほとんどの労力はMobileMeの次世代サービスに注がれているということはないだろうか?たとえば,メール・チャット・Twitterなどを統合したアプリケーションの登場,DropBoxのようなファイル共有システムとかが出てきそうな気がする.
- UI的には文字入力がどうなるかが一番の焦点.Androidは音声認識に行きそうだが,iSlateではその大きいサイズを活かした革新的なUIが採用されると見ている.Newton関係者が関与しているらしいので手書き文字認識という噂もあるが,やはり以前私も「だから,フォースフィードバックが得られるソフトウェアキーボードを実現したら大金持ちになれるはず!」と書いたことがあるように,触覚フィードバックじゃないだろうか.本当に実現したら買っちゃうかも….
- Bluetooth関係の充実・強化が行われるだろう.例えば,待ち望んでいたBluetoothキーボードのサポートとか.あと,タブレットの音を簡単にステレオスピーカーから出力できるようになるんじゃないかな.
- 地図系サービスがアップル独自に切り替えられることにより,ようやくGoogleマップがiPhoneに搭載され,フル機能が使えるようになるのではないか.