Eee PC 901-XのSSD交換

Eee PC 901-XのCドライブは4GBのSSDなのだが,気が付いたら残り200MB以下になってしまい,警告メッセージが出るようになってしまった.その後は,苦労して空き容量を確保しようとしても,なぜかさらに減っていくので,ついに諦めてBUFFALOの交換用SSD SHD-ES9M64Gを購入した.

BUFFALO Eee PC 901-16G専用 MLC搭載 交換用SSD SHD-ES9M64G

BUFFALO Eee PC 901-16G専用 MLC搭載 交換用SSD SHD-ES9M64G

これは, Eee PC 901-16G専用のMLCSSDであるが,Eee PC 901-Xで使う場合にはBIOSを1502以降にアップデートする必要があるようだ.
Eee PC 901-XはCドライブがSLC 4GB,DドライブがMLC 8GBだが,Dドライブを交換する.交換は裏蓋のネジ2本,SSD固定ネジ2本を脱着するだけで,2種類のサイズの+ドライバを用意しておけば5分程度ですぐ交換できる.
リカバリーは付属のDVDを使った.起動時にESCキーを押しておけば起動ディスク選択画面が表示されるので,USB接続のDVDドライブを選択した後は指示に従うだけ.リカバリーには1時間も掛からなかったと思う.この時に,新しい大容量SSDの方が自動的にCドライブになる.
施したチューニングは以下の通り.

  • ページングファイルをなしにする(2GBに増設済み).
  • ハイバネーネーションを停止する(SSDは起動が高速なのと,個人的にあまり使わない.ファイル容量は削減される).
  • アイドル時・システム起動時の自動デフラグを無効にする(SSDの場合はWindows標準のデフラグは効果がない上に,メモリの寿命を短くする).
  • プリフェッチを無効にする(SSDランダムリードが早いのであまり効果がなく,メモリ寿命を短くする).
  • ディスクの書き込みキャッシュを無効にする.
  • ディスクのインデックス作成を無効にする(SSDはリードが早いので効果がなく,メモリ寿命を短くする).

CristalDiskMark 3.0で計測してみると,まずSHD-ES9M64Gは以下の通り.

次に,オリジナルの4GB SSDは以下の通り.つまり,容量は16倍で,MLCでも古いSLCより高速になっているのである.

前よりもサクサク動くようになったし,これだけの容量があると,さらに本格的に使えそうだ.