Android機器の二極化進行中

以前に「良いAndroidは最新のAndroid」だと書いたが,これに関係した次のような面白い記事が出ている.
「Android」アプリユーザー、過半数がバージョン2.0以降を利用CNET Japan
この記事の次のグラフを見て欲しい.ここで注目すべきは,バージョン2.0及び2.0.1がほとんど残っていないことである.例えば,販売的に成功したDroidはバージョン2.0だった.逆に,Android 1.5と1.6はほぼ同じ割合で残っている.
http://japan.cnet.com/story_image/2041/20415381/chart_460x250.jpg
つまり,このグラフはAndroid機器がすでに「迅速にバージョンアップできる機器」と,「バージョンアップできないorされない機器」に二極化していることを示している.後者は,ソフトウェアに独自の改良(改悪?)を加えすぎてAndroidの進化の流れから取り残されたか,技術力・資本力に問題がありバージョンアップできないのだろう.
後者の端末は「悪いAndroid」であり,極力買わないようにするべきだ.