しまねの地酒フェア 2010(有楽町・交通会館)

松の屋のるみちゃんに誘われて,今年も「しまねの地酒フェア」に.

13時からは業界関係者の時間帯で,るみちゃんのお供ということで入るはずだったのだが,予想通り誰もいない.まあ,13時半ぐらいまでということだから…と思って待っていると,I色氏登場.るみちゃんがいつものように(笑)遅れるので,Mくんと合流したら受付に言って先に入っていてくれ…と言われるが,Mくんは来ず,結局14時近くなってるみちゃんが来てから一緒に入る.Mくんは,どうも昨日の飲み過ぎでダウンしていた模様(笑)
なお,今年は扶桑鶴は不参加.るみちゃんによると,大畑専務がご病気らしい.ぜひ早く元気になってもらいたいものだ.
いろいろなお酒を味見してみるが,良かったのは十旭日,天穏,開春,玉櫻だった.特に玉櫻は毎年着実に酒質が向上していて素晴らしいが,関東圏で扱う酒販店がほとんどないのが残念である.特に,十旭日の二造り目の生酛,天穏の初めての生酛,玉櫻の(たぶんこれも初めて?)生酛はまだまだ固いが,それぞれ別々の味がして,どれもなかなか素晴らしかった.
なお,玉櫻で「生酛の方が簡単だ」という面白い話を聞いた.もちろん,酛すり作業などは大変なのだが,発酵がゆっくり進むためにコントロールがしやすいとか.
十旭日の寺田氏とは先日大阪で顔を合わせたのだが,なんとか覚えてもらっていたようで,生酛をお燗してもらったり,手造りの味噌を味見させてもらった.
イケメン杜氏岡田氏とは,最初は生酛を隠していて,業界関係者の時間帯には知り合いだけにこっそり出していたようだが,あまり知り合いがこなかったこともあり,一般の時間帯には普通に出すことにしたそうだ.なお,生酛は大塚屋の会で味見した時にはかなり優しい感じだったのだが,今日はかなり酸味がしっかりした味わいになっており,今後に期待できると思う.
今年は参加蔵数が少し少なくなり,参加者も少なくなったように感じたが,前半で「作」のりえぞさん,「べっしゃん」の別府氏・T中氏,「更科 丸屋」夫妻,後半でT田氏,S田氏,Y見氏らと会うことができた.三年目になると,なかなか新しい発見はないけど,島根のお酒が一気飲みできる貴重なイベントだと思う.