iCalの削除データの復活

iCalを使っていて,うっかりカレンダーを削除してしまった.その後,すぐUndoを実行して,元に戻ったかと思ったのだが,すでにiCloudと同期してしまったようで,すぐ削除されてしまう.いろいろ悩んだ末,次のように解決した.

  • ネットワーク接続を停止する.なお,システム環境設定でiCalの同期を止めた場合でも勝手に同期されることがあるので,Wifiを止めるか,LANケーブルを引っこ抜くなどの物理的な手段で,確実に同期を停止させる必要がある.
  • カレンダーデータを一旦元に戻す.自宅のMacBookがスリープ状態で同期されていなかったので,ネットワーク停止を確認してからMacBookを起こして,カレンダーを「書き出す」メニューの「iCalアーカイブ...」から出力して,それを読み込んで試行錯誤した.TimeMachineを使っている場合は,次のフォルダーに保存されているカレンダーデータを元に戻せばよいらしい.

「iCalのデータ復旧について」Appleサポートコミュニティ)

  • カレンダーを個別に保存する.Wifi停止状態のままで,今度は「書き出す」メニュー」の「書き出す...」から,各カレンダーを別々に保存した.全体アーカイブを使わないのがポイントだ.
  • Wifiを復活させてiCloudと同期させる.この時点で復活させたデータが再び消えるはずだ.
  • 個別のカレンダーを再読み込みする.さきほど「iCalアーカイブ...」で保存したカレンダーを「読み込む」メニューの「読み込む...」から個別に指定して読み込む.この時,どのカレンダーに対して読み込むかを尋ねられるので,間違えないこと.

これで,今度は読み込んだカレンダーデータが消えないはずだ.たぶん,この方法だと個々のイベントが新規登録された扱いになるのだと思う.