日本酒保管庫

O塚屋のK子氏に相談したところ,「冷蔵庫としては使わないだろうけど(硬派なO塚屋としては,冷酒用冷蔵庫なんてやわなものは認めませんということか?),二升ガールズのホームパーティ用の保管庫にはよさそうだから買いなさい!(だから電源を入れないor高い温度設定で使え,お酒はO塚屋で沢山買っておいて,いつ飲みに行っても大丈夫なようにしておけということか?)」という返事が…(笑)ワイン通の同僚のS藤氏に聞いたら,ワインセラーは千差万別なので,掲示板や口コミサイトとかで評判を調べた方がよい,できれば信頼できる酒屋に預かってもらうのがいい(O塚屋の片隅に私専用コーナーを作るとか(爆))とか.
S井氏も興味を持っているようなので,少し調べてみた.

  • 日本酒冷蔵庫(フルネット)…実はワインセラーの棚だけを変えたもののようだ.評判を見ると,7〜18℃という高すぎる温度設定が冷酒ファンには不満のようだが,純米酒を安定して熟成させるものだと思えばよい.一つ気になることは,写真では一升瓶は9本しか入らないように見えることなのだが…後ろのコンプレッサーの上に6本入る???.
  • エクセレンス MB-111C(三ツ星貿易)…実は上記の日本酒冷蔵庫はこれらしい(違いは棚).ぐぐって調べると,これがワインセラーでなくワインクーラーという名称で売られているのは,長期保存用に安定した性能が保証できないかららしい.湿度管理はいま一つという意見もあり(コルクを使わない日本酒にはあまり関係ない),コンプレッサーが少々煩いとのこと.これならヨドバシカメラにもあるようなので,一度見てくるつもり.
  • マルチクーラー(三ツ星貿易)…一升瓶が寝かせて6本入り,-2〜18℃まで温度設定ができるというもの.完全に保存用で見て楽しむことはできない.ここで感想が見れる.
  • 冷蔵ショーケース 100リットルタイプ RCS-100(レマコム株式会社)…設定温度範囲が0〜10℃で,一升瓶を上下に入れられるサイズ.紫外線対策には自分でフィルムを貼ることになりそう.ここで感想が見れる.
  • 酒楽 一升瓶専用キャビネット…冷蔵庫ではなく,単なるキャビネット.一升瓶が8本入り,いざというとき(活性にごり用)のスペースがある冷蔵庫を別に確保しておけば,これくらいがいいかなあという気がしているが,これでは常備本数が少ないと言われるか???

あとから,さらに候補を追加する予定.なお,とりあえず冷蔵庫は普通に買い,O塚屋から竹鶴かなにかの一升瓶用の段ボール箱を貰って来て保存して(=常温熟成状態の一升瓶12本を目指す!),後は新居のスペースを見ながら考えることにした.

カマロン(神谷町)

先日の酒の会で同じ班になって意気投合したU島氏,T野氏,Y内氏と一緒に,U島氏の行きつけというカマロンで食事.場所は神谷町の裏の静かな場所で,店内はこじんまりとした家庭的な雰囲気.自宅の近くにあると嬉しいタイプの店.
食事は,生ハム,ほうれん草のオムレツ,炭焼きの赤ピーマンリエット詰め,ルッコラ・ほうれん草,セルバティカのサラダ・黒トリュフオイルのドレッシング,ブラウンマッシュルームの肉詰め焼き,ヤリイカ,短角牛ロースの陶板焼き,アンコウのスープ・べっ甲シジミ利尻昆布のパエリャ,チーズ,パンなど.ここはシェフの奥さんの実家で作っている野菜を使った料理が良いと言われていたのだが,確かに結構よいと思う.
酒は,カヴァから始めて白ワイン,赤ワインで最後はシェリー.ここのソムリエは以前シェリバーで働いていたそうで,ヴェネンシア(柄杓)を使って,シェリーを曲芸のように注いでくれた.それにしても,U島氏はまた酔っぱらって陽気になっていて(実はこの話を言われた時には,あまりに陽気だったので,たぶん翌日には忘れているんじゃないかと疑っていたのである),T野氏は水のように大量にアルコール類を摂取していたのにはびっくり…この前の酒の会の後で朝までさらに飲んだというだけのことはある(笑)ちなみに,本人はごまかしてはっきり教えてくれないのだが,T野氏はミシュラン掲載店のほとんどに行ったことがあるほどのグルメだという噂.