Jaco Pastorious Big Band

高校時代，ゴミ捨て場から拾った真空管アンプに友人から安く買ったスピーカーを付けて，それだけじゃ音が綺麗すぎるからと，これまた部屋にあったトランジスタアンプをブースター代わりにして，(ノイズを除けば)近くのスタジオにあったMesa/Boogie Mark Iに匹敵する音を出していた(と思う;-))．しかし，隣近所は相当迷惑だっただろう(苦笑)

この時にFMをエアチェックしたテープを元に演奏をコピーしていたのだが，実はどうやって演奏しているかよくわからない演奏が二曲あり，悪戦苦闘した．調べると，一曲はスタンリー・クラーク，もう一曲はジャコ・パストリアスだった．そう，実は二曲ともギターじゃなくて，ベースだったのである．特に，ジャコのメロディアスな演奏には非常に魅せられて，ギターをやめてベースをやろうかと思った位である．

で，amazon.co.jpから送られてきたクーポンを使って買ってみたのが，Jaco Pastorious Big Bandの日本のライブのCDである．このCDを聞くと，当時の記憶がよみがえる．しかも，これまた私の大好きなトゥーツ・シールマンスのハーモニカが一緒に聞けるのだ！

彼があんな死に方をして，新しい演奏が聴けないのは本当に残念に思うが，今，楽器屋に行っても，ジャコの記事や特集本も多く，現在も多くの人の心の中に生き続けているのがよくわかる．

TWINS1&2?ライヴ・イン・ジャパン