松の屋（新宿二丁目）
W大は明治通り沿いなので，試しに歩いてみようと思い，歩きながら電話して予約…したが予想外に早く新宿まで着いてしまった．最近，何度も準備もできていない時間帯に行って迷惑を掛けたので，伊勢丹で時間を潰すことにして，伊賀焼を二つ購入．時間を見計らってから，松の屋に行く．
料理は，白菜の漬物，おかゆ，さざえの壺焼き，万願寺唐辛子と茄子のおひたし，鴨のロースト，レバー焼き，手羽焼き，軟骨焼きにアイスクリーム．しーちゃんが奥から出てきて，海が荒れて船が出せなかったので，今日のさざえは一日前に獲ったものなのでごめんなさい，できればまた月曜日に来てくれれば（さすがに近くないので無理だけど）…と言われるが，それでも充分美味しい，汁を飲んだ後は，熱燗を少し注いでもう一度飲む．なお，さざえの角の長さは海が荒れているか，静かかに影響されるらしく，養殖物は角がないとのこと．鴨のローストは来週からのメニューらしいが，ジューシーで美味しくてお薦めなので覚えておいて！
酒は，先日のエロス竹鶴の宴のリストを見ていて，一番飲みたかった生もと18BY（これはまだ市販されていない）を最初に出してくれて大感激．現在ではいかにも作ったばかりの生もとということで，うっすらした生香に乳酸系の旨さが味わえるのだが，この旨さが熟成するとどう変わるかがさらに楽しみ．次の竹鶴純米は，宴で残った一本で，どうもどぶ祭りの飲み方にびっくりしたお燗番のK子氏が，酒を出すペースを調整していたからとか，いなかったとか（爆）でも，この蔵はこれが基本（正確に言えば，今年は地元向けに一部本醸造を出したらしいが…るみちゃんに逆に珍しいから，ぜひ今度奪取してきてねとお願いしておいた（爆））なのだから，恐るべし．熟成蔵守は，比較的すっきりした澤ノ井も（いい意味で）こうなるんだ…という一本．できれば純米を飲んでみたいところ．あとは番外編とどぶという鉄壁の守りで〆た．
